ラ・ラ・ランド

評価:★★★★★★★★☆☆(8点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"La La Land"
(2016年/アメリカ/128分)
公開:2月24日
監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン
 
【あらすじ】アメリカ・ロサンゼルス。この街には、夢を追いかける人が各地から集まってくる。女優を目指すミア(エマ・ストーン)は映画スタジオのカフェで働きながらオーディションを受け続けているが、落ちてばかりだった。ある日、ふと立ち寄った場末のバーで、ピアノを弾いているセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼の夢は、自分の店を持って思う存分本格的なジャズを演奏することだった。恋に落ち、互いに応援しあう二人。しかしセバスチャンが生活のために加入したバンドが売れ、二人の関係が変わってしまう。
 
ラ・ラ・ランド

この冬の洋画の大本命!僕が見たのはレイトショーだったのに9割埋まってた。ミュージカル自体がコア層にしか響かないこの日本でも結構ヒットしてるってことだよね、コレ。

ストーリーはあってないようなもので、良い意味での「雰囲気映画」って感じ。冒頭とラストの10分間がそれぞれ圧巻で凄かった。特に冒頭10分は、近い業界にいるにも関わらずどうやって撮ってるのか全然分からんかったぜ…。ドローンだとしても。段取りが超絶面倒そう…。にしても、最近のハリウッドはああいう1カメショーが多いような気がする。流行ってんのかな??

ラ・ラ・ランド

そして史上最年少でオスカーを獲得したチャゼル監督は何と32歳。年下よ。恐るべし。いや、でも正直半端ない才能だと思う…。あらすじだけ見れば超平凡極まりないにも関わらず、こんだけオシャレ映画に仕上げちゃうんだから。「色」を効果的に見せるための女優陣のドレスとか、夕焼けの描写とか。実に効果的で世界観を形作ってた。

が、そこまで隙のない傑作かと言えばさほどでもない。冒頭とラストの出来が傑出している反面、中盤ははっきり言ってしまえばいい加減なほどご都合主義。正直出会って惹かれ合う過程も僕はよく分からなかった。更にほぼ2人芝居なので物語の範囲が非常に狭く、とてもLA LA LAND=夢の国って雰囲気ではない。ただの近所の与太話…。

ラ・ラ・ランド

「ミュージカル」「古き良きアメリカ映画愛」がこの映画のメイン要素な訳で、個人的には何で日本でヒットするのか謎だよね。ま、基本ミーハーですぐにノセられちゃうバカが多いのが日本人なんで、宣伝勝ちなのかもしれないけど…。

あと、これは好みだけど、僕には正直エマ・ストーンの良さが分からなかった。レイチェル・マクアダムスみたいな、もうちょい愛嬌がある女優の方がハマるんじゃないかと思ったんだけどなぁ…。どうなんだろ。

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