この世界の片隅に

評価:★★★★★★★☆☆☆(5点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"この世界の片隅に"
(2016年/日本/126分)
公開:11月12日
監督:片渕須直
出演(声):のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞
 
【あらすじ】昭和19年、18歳の少女・すず(声:のん)は生まれ故郷の広島市江波を離れ、日本一の軍港のある街・呉に嫁いできた。戦争が進み様々な物が不足していく中、すずは工夫をこらして食事を作っていく。やがて日本海軍の根拠地であるため呉は何度も空襲に遭い、いつも庭先から眺めていた軍艦が燃え、街は破壊され灰燼に帰していく。すずが大切に思っていた身近なものたちが奪われていくが、日々の営みは続く。そして昭和20年の夏を迎え…。
 
この世界の片隅に

えらい大絶賛されているので見たんだけど、僕は正直そこまでではなかった…かな?ディテールの作り込みは凄いし、普通にイイ映画ではあるんだけどさ。そんな大傑作かと言われるとちょっと「?」って感じ。「火垂るの墓」に比べるとヌルい。

一番気になったのは画面がブラックアウトして次の場面へ、てのが多用されてることかな。そのせいでエピソードがブツ切りでイマイチ線になってない印象。んで、登場人物の絵面が大差なくちょっと見分けにくいのもあって、前半が入り込めない。タルい。

 戦時下の広島が舞台、となるともうその時点で結末の悲劇は予想出来てしまう。誰かが帰ってこなかったり、ちょっとした差が生死を分ける。震災もそうだけど、死は人を選ばない。無情だなぁ…。
 
この世界の片隅に

「のん」こと能年玲奈は合ってるんだけど、この物語においては諸刃の剣な感じもした。浮いてるといえば浮いてるんだよね。かと言ってダメってこともないんだけど。他の声だったらどういう風に見えたかなって気はする…。


ま、全体的にレベルが高い(と言われる)今年のアニメ映画の中でも十分に見劣りのしない作品であることは確か。監督がやろうとしていたこともよく分かる。でも「傑作」と呼ぶにはあと一歩か二歩…、そんな映画。
 
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