ちはやふる

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆(4点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"ちはやふる 下の句"
(2016年/日本/103分)
公開:4月29日
監督:小泉徳宏
出演:広瀬すず、野村周平、真剣佑、松岡茉優、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希
 
【あらすじ】千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)は幼なじみ。いつも一緒にかるたで遊んでいたが、家の事情で新が引っ越し、離れ離れになってしまう。高校に入学した千早は、新にもう一度会いたい一心で、再会した太一と一緒に「瑞沢高校競技かるた部」を作る。創部1年目ながら、エース千早の活躍と抜群のチームワークで何とか強豪・北央学園に勝利。都大会優勝を成し遂げた。そして舞台はいよいよ全国大会へ…。だが、都大会優勝を報告する千早に新から思わぬ告白が。「俺、かるたはもうやらん…」。ショックを受ける千早だったが、全国大会に向け、懸命に仲間たちと練習に打ち込むのだった。そんな中、千早は同級生ながら「最強のクイーン」と呼ばれる若宮詩暢(松岡茉優)の存在を知る。全国大会の個人戦で詩暢と対決する可能性がある。新に会って「強くなったな」と言われたい、詩暢に勝てばもう一度、新とかるたを取れるかもしれない…。「クイーンに勝ちたい」千早の気持ちは次第に詩暢に捕われ、競技かるた部の仲間たちから離れてゆく。そんな彼女の目を覚まさせようとする太一。千早、太一、新の気持ちが、少しずつバラバラになってゆく…。

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「上の句」が予想外にイイ出来だったのに、まさかの失速…!!どこに物語の軸があるのかよく分からんかったよ。そもそも新ってどういう役回りなのかね。「上の句」はこの下の句への伏線だったんだろうけど、全然尻切れトンボ感が拭えてねーぞ。何じゃこりゃ。

部員3人を脇役に押し込んだのも裏目に出た感じ。せっかくキャラが際立って面白くなってたのになー。広瀬すずは可愛いんだけど演技はちょっと拙いし、野村周平は悪い意味での「イマドキの優男」で演技に熱量が無い。セリフ喋ってるだけで中身が無い。松岡茉優も悪くはないけど物語の展開上、ラスボス感があんまり無い。そう言う意味では全てが中途半端。単純に全国大会での勝利に重点を置いて他をサブエピソードにした方が良かったんじゃあ…。

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新が祖父の死をキッカケにかるたをやめる、て言う前提がそもそもよく分かんない。関係なくね?入口でコケたからその後の千早の苦しみとかも全然ついていけない。留守電も、みんなの目を盗んで部活の休憩時間に何回も繰り返す意味が全く分からん。ナニコレ?完全に邦画のダメなパターンだわ。もうちょっと人間の感情てのを整理して台本作れよ、バカ野郎。

新の場合、もっと絶望に打ちひしがれて、何も手につかない、かるたどころじゃない…ならまだ理解できるけど。普通に日常生活は送ってて何も変わってないように見えるのに「かるたはやらん」と言われてもリアリティ無さ過ぎる。「やろうよ!」って言ってもらいたい、単なるかまってちゃんにしか見えないし…。


相変わらず音楽は絶妙なのに、これほど前編と後編で差がある2部作も珍しい…。失望の大失速。

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