グラン・トリノ

評価:★★★★★★★★★★(10点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"Gran Torino"
(2008年/アメリカ/117分)
公開:2009年4月25日
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー
 
【あらすじ】妻を亡くしたウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は、二人の息子や孫とも疎遠になった頑固で偏屈な老人だった。朝鮮戦争の帰還兵である彼は、戦場で人を殺した重い記憶から逃れられず、愛犬のデイジー以外には心を開けなくなっていた。妻と交流の深かった神父ヤノビッチ(クリストファー・カーレイ)からの懺悔の誘いもひたすら拒み続ける。かつてフォード社の自動車工だった彼の宝物はガレージで眠る72年型の愛車グラン・トリノだった。ひとり暮らしを続ける彼の自宅の隣に引っ越してきたのは、東洋からやって来たモン族の一家。その息子タオ(ビー・バン)は従兄たちの不良グループからけしかけられグラン・トリノを盗もうとするが、それをきっかけにウォルトと出会う。タオの姉で人懐っこいスー(アーニー・ハー)とも知り合って、孤独だったウォルトの生活にも潤いが生まれていく…。

 グラン・トリノ

個人的に現在最高の映画監督と思ってるクリント・イーストウッド。特にここ10年の監督作の充実ぶりは目を見張る。ハズレ無し。その中でも最高傑作じゃないだろーか。

超ざっくり言えば 「死に場所を見つけるまでの物語 」だよね、コレ。アメリカの社会的背景を取り込みつつ、きちんとヒューマンドラマとして成立させる手腕はやはりスゴい。こんなに男としてカッコいい物語に自分で主演しちゃう辺りはちょっとマスターベーションになってるけど…(笑)。ラストシーンの超絶カッコ良さったら無いわー。


無名のアジア人移民を起用してるんだけど、中盤以降はなかなかに衝撃的でキツい。女性はちょっと目を背けたくなるかも。でもアメリカのどこかで常に起こってる縮図なんだろなぁ…。良くも悪くも平和ボケしてる日本では成り立たない物語。切ないぜ。

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