グッド・ウィル・ハンティング

評価:★★★★★★★★★★(10点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"Good Will Hunting"
(1997年/アメリカ/127分)
公開:1998年3月7日
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マット・デイモン、ロビン・ウィリアムス、ベン・アフレック、ミニー・ドライバー
 
【あらすじ】南ボストン。ウィル・ハンティング(マット・デイモン)は、MIT(=マサチューセッツ工科大学)で清掃員のバイトをしている。親友のチャッキー(ベン・アフレック)らとつるんで、たびたび警察沙汰の事件を起こしたりとタチが悪いが、実は彼は特に数学に異様な才能を見せる天才だった。ある日、ウィルは人目を盗んでMITの掲示板に書かれた難解な数学の証明問題をこっそり解く。出題者のランボー教授(ステラン・スカルゲールド)は問題を解いたのがウィルと知り、傷害事件で拘置所にいた彼をたずねて身柄をあずかる。条件は週2回彼と共に研究室で勉強し、さらに週1回セラピーを受けること。ウィルはランボーの下で新たな日々を送りはじめた。フィールズ賞受賞のランボーでさえ手こずる数学の難問をあっさり解いて、周囲を驚嘆させるウィル。だが、そんな彼もセラピーだけは敬遠し、ランボーが頼み込んだ一流のセラピストたちを完全に馬鹿にして撃退してしまう。孤児で里親を渡り歩き、虐待までされた不幸な過去を送った彼は、誰にも心を開かないのだ。ランボーは大学時代のルームメイトで、かつては名声を馳せ最愛の妻を亡くした後は落魄して、今はコミュニティ・カレッジの講師をしているショーン・マクガイア(ロビン・ウィリアムス)をたずねる…。

 グッド・ウィル・ハンティング

公開当時、僕は中学生。世間は「タイタニック」の超記録的大ヒットの最中、ひっそりと公開されて友達と観に行った記憶がある。僕自身が10代半ばと言う一番多感でいい時期だったこともあるけど、今でも時々見返すぐらい、強い印象を残した傑作。今の仕事を選ぶ上で、少なからず影響もある。


特に大きく泣ける訳じゃないんだけど、とてつもなく後味が良いんだよね。

ラストシーンは思わず「ウィル、頑張れ!」と思わずにはいられない。あからさま(いかにも作り物)なハッピーエンドでもなく、極めてナチュラルに描かれる人間ドラマが本当に素晴らしい。演出、演技、ボストンの美しい風景、全てがバランス良く上手くいってる。強いて言えば、ヒロインがもうちょっと美形だったらなお良かったかも…(笑)。

ショーンの「君は悪くない」と優しく言い寄る姿、頑なだったウィルが段々心の奥を見せていく表情の変化、ウィルがいなくなった後のチャッキーの「やりやがったなアイツ」的な何とも言えない眼差し。マット・デイモンとベン・アフレックが自分たちを売込むために練り上げた脚本の完成度と、それを理解しきって撮ったガス・ヴァン・サント監督のベストマッチっぷりも完璧だ。こんな親友、欲しかったなぁ…。


アメリカは決して大作映画ばかりじゃない。どうよ、この(↓)予告編から滲み出る名作臭(笑)! 


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