ラスト・ナイツ

評価:★★★★★★☆☆☆☆(6点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"Last Knights"
(2015年/アメリカ/115分)
公開:11月14日
監督:紀里谷和明
出演:クライヴ・オーウェン、クリフ・カーティス、アクセル・ヘニー、伊原剛志、モーガン・フリーマン
 
【あらすじ】戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な方法による死罪を宣告される。それは愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首だった。絶対に出来ないと断るライデンに対して、騎士の掟を全うし、自分が亡き後の一族を守れと諭すバルトーク卿。ライデンは震える手で主君の首に刃を振り下ろした…。それから1年。気高い騎士たちは、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。その中で、宿敵の目を欺くため、酒浸りの日々を送る隊長のライデン。全ては忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、不正が蔓延る堕落した権力に報復するためだった。死を覚悟した気高い騎士達の戦いが今、幕を開ける…。

ラスト・ナイツ

まんま忠臣蔵!映画館での予告を見た程度で全然予備知識なく見たものだから驚いた。

いや、少なくとも「CASSHERN」なんかよりは断然良く出来てたんじゃないだろうか。そもそも、ハリウッド映画に日本人監督が抜擢されたって超すげーことだと思うんだけど、何でイマイチ話題にならないんでしょうね。業界に嫌われてるのかなー、紀里谷監督。映像の美的センスに関しては、間違いなく日本人の中ではトップクラスなのに…。ヒューマンドラマの紡ぎ方の腕は正直今一つだけどね。 

ラスト・ナイツ

前半がやや長いのと、騎士たちがあんまり見分けつかないのがマイナスポイント。敵も味方も基本みんな黒色だから分かりにくいし、剣のバトルの見せ方も単純なカットの積み重ねだけで工夫が無い。

「バルトーク卿の跡継ぎはお前だ」のシーンも後半あんまり効いてない。あれはライデンとバルトーク卿の深い関係性の象徴的な意味合いだったのかな?だとしたら別に跡継ぎ云々なんて言ういかにも意味深なトコに触れなくても描けると思うんだけど…。うーん、よく分からんぜ。

ラスト・ナイツ

とは言え、まずまず上手くまとまってると思うし、普通に楽しめた。忠臣蔵だと気付いた時点でストーリーは読めちゃうので、その部分の驚きが無いのは人によって評価の分かれるところだろなー。映像はキレイだけど大して印象には残らない、いつもの紀里谷ムービー。

でもこう言う分かりやすい物語の方が紀里谷監督には合ってるような気もする。映像美と主役2人の魅力がこの映画の最大の武器だろうし…。次回作も楽しみ!

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