MOZU

評価:★★★★★★★☆☆☆(7点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"劇場版 MOZU"
(2015年/日本/116分)
公開:11月7日
監督:羽住英一郎
出演:西島秀俊、香川照之、真木よう子、池松壮亮、伊藤淳史、伊勢谷友介、松坂桃李、長谷川博己、小日向文世、ビートたけし
 
【あらすじ】妻子の死の謎を追う公安警察官・倉木(西島秀俊)は、大杉(香川照之)、明星(真木よう子)とともに一連の“MOZU事件”で警察内部に巣食う闇を白日のもとに晒すが、それは恐るべき謀略の氷山の一角に過ぎなかった…。半年後。高層ビル占拠爆破、そしてベトナム大使館襲撃というふたつの大規模テロが同時発生。これらの事件は犯罪プランナー・高柳(伊勢谷友介)と、暗殺専門の殺し屋・権藤(松坂桃李)を中心とするテログループによる犯行であった。彼らは、日本犯罪史の重大事件を影で操ってきた存在“ダルマ”(ビートたけし)の名のもとに、ある犯罪計画を極秘裏に進行していたのだ。犯罪エージェント東(長谷川博己)や津城警視正(小日向文世)、鳴宮巡査(伊藤淳史)たちがその名を語り、倉木の妻子に起きた悲劇の裏にもダルマの存在が…。

sub01_large

試写で鑑賞。中だるみはあったものの、連ドラが映画並みのスケール&超ハイクオリティで楽しみにしてた大作!キャラがみんな立ってて魅力的。海外ドラマと渡り合える、数少ないクオリティの連ドラだったと思う。その分、ドラマ見てない人だと「?」が多い映画かもしれないけど…。

ま、テレビ局映画にありがちな「無理やり作った感」のシーンがいくつかあるのは惜しかったね。「踊る大走査線」ほど露骨ではないけど。伊藤淳史とか出る意味あったんだろか。池松壮亮も行動の目的がよく分からんし。大人の事情かなー。

sub09_large

出来としては一言、「惜しい!」に尽きる。松坂桃李と池松壮亮の対決辺りまでは最高だったのに、終盤で急にスケールダウンしたのが残念。最大のクライマックスである「ダルマ」の登場も正直そこまで盛り上がる感じはなかったし、ラストもしり切れとんぼ。伏線も回収しきれてないので消化不良感は残る。

しかし松坂桃李は実にオイシイ役だったね。別段上手い訳じゃ無いけど、圧倒的な狂気は見事だったと思う。伊勢谷友介はまぁいつも通り…かな。真木よう子は相変わらず棒読みで、ちょっと失笑モノ。何で彼女がこんなに評価されてるのかさっぱり分からん。どー見ても下手だよね??

sub02_large

それでも「MOZUワールド」は十分に堪能出来るので満足は満足!連ドラ時代から視聴率は微妙だったものの、明らかに他とは異質の意欲作だったのでこれで終わるのは寂しいなぁ…。中盤以降の失速さえなければblog開始以来初の9点か!?(ドラマ鑑賞者限定)ってトコだったので惜しい。でも間違いなく、昨今のくだらねー映画が多い邦画界に一石を投じる一作だと思う。あっぱれ。 

にほんブログ村 映画ブログへ