オン・ザ・ハイウェイ

評価:★★★★★★★☆☆☆(7点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"Locke"
(2013年/イギリス・アメリカ/86分)
公開:6月27日
監督:スティーヴン・ナイト
出演:トム・ハーディ

【あらすじ】その夜、建築現場監督としてキャリアを積み上げてきた建設会社のエリート社員、アイヴァン・ロック(トム・ハーディ)は、妻カトリーナ(声:ルース・ウィルソン)と二人の息子たちが待つ自宅へと愛車BMWを走らせていた。翌朝は現場で重要な作業を控え、キャリアの中でも最高の瞬間になるはずだった。だが、一本の電話が彼に人生の全てを賭ける決断を迫る。しばらく考えを巡らせたアイヴァンは、自宅から遠く離れたロンドンへと連なるハイウェイにハンドルを切った…。そんな中、アイヴァンのもとにはひっきりなしに電話がかかってくる。上司のガレス、現場作業員のドナル、カトリーナ、子供たち、そして過去にアイヴァンと関係を持ったベッサン(声:オリヴィア・コールマン)…。ロンドンが近づくにつれ、アイヴァンを取り巻く状況は公私共に悪化の一途を辿っていくが…。

オン・ザ・ハイウェイ

全編に渡って高速道路を走る車中での物語。電話相手としての声の出演はあるものの、映像的な出演者はトム・ハーディ1人と言う衝撃の一作。なのにハラハラドキドキで面白い。率直に演技力に脱帽ですわ…。

電話のみで物語が展開するので(「24」以上に電話かかって来すぎ、笑)、当然相手の表情とか関係性と言ったバックヤード的なモノとかはアイヴァンの表情とセリフから想像していくしかない。でもそこに違和感は全く無いのよね。演出も含め、ここがスゴい。この単調極まりない1ステージ1パーソンの物語で86分飽きさせないのだから…。一見日本でも作れそうなんだけど、スキル的に無理だろうなー。原題の「LOCKE」から変えてきた邦題は的確で素晴らしいけど。

オン・ザ・ハイウェイ

1つ分からなかったのは、父親の亡霊(?)とのやり取りって何の意図があったのかな?精神的に追い詰められてる描写?それとラストがあまりに中途半端なのでやや不完全燃焼。息子との会話はすごく良いんだけど、もう少しエッジの効いた表現の方が良かったかも。結局家族との関係はどうなったのか、とか…気になる…。

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