野火

評価:★★★★★★☆☆☆☆(6点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"野火"
(2014年/日本/87分)
公開:7月25日
監督:塚本晋也
出演:塚本晋也、リリー・フランキー、中村達也、森優作

【あらすじ】第2次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。だが負傷兵だらけで食料も困窮、少ない食料しか持ち合わせていない田村は早々に追い出され、再び戻った部隊からも入隊を拒否される。行き場を失い、果てしない原野を一人彷徨う田村。空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら彼が目撃したものは、想像を絶する地獄絵図であった…。

野火

自主制作映画だったこともあって、低予算感はカバーしきれてない。ただ一言、スゴい映画だった。インパクトだけなら今年No.1。普段はこういうの見ないし。

「面白い」とかそう言う尺度で語れる物語ではないので言葉選びが難しいけど、圧巻の映画。生々しいほどにリアル。スプラッター映画ばりのグロさもある。変わらない大自然と狂っていく人間。美しい自然と生々しい肉片。このコントラストは素晴らしい。が、ラストがちょっと残念だったかなー。表現として分かりにくいんだよね。

ま、正直オススメは出来ない。でも見て損はしない。評価は一応6点にしたけど5点にも7点にも感じる。楽しむ映画ではないだけに同じ尺度で比較するのは難しい…。

野火

リリー・フランキーはいつも通りながら、中村達也の存在感半端ない。カニバリズムを当然と言い切っても違和感のないあの日本男児の目、あの有無を言わさぬ意思の強さ。

もう1回は気持ち悪くなるので絶対に見ないけど、良かった。たまにはこういうのもアリかな。…たまにはね。

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