ナイトクローラー

評価:★★★★★★★☆☆☆(7点)
<8点以上→オススメ/7〜6点→まあまあ/5点→普通/3~4点→微妙/2点以下→ハズレ>

"Nightcrawler"
(2014年/アメリカ/118分)
公開:8月22日
監督:ダン・ギルロイ
出演:ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ、リズ・アーメッド、ビル・パクストン
 
【あらすじ】仕事にあぶれたルー(ジェイク・ギレンホール)は、通りかかった事故現場で、凄惨な映像を撮ってはテレビ局に売る報道スクープ専門の映像パパラッチ、通称”ナイトクローラー”という稼業を知る。ルーは早速ビデオカメラを入手。警察無線を傍受し、事件や事故が起こるや素早く現場に駆け付け、現場の様子や被害者をカメラに収めていった。彼が撮った映像が高く売れる一方、テレビ局側の要求もエスカレート。ルーはより過激なものを求め、一線を超えていく。

ナイトクローラー

なかなか面白かったー。ジェイク・ギレンホールの演技に脱帽だわ。あのギョロッとした目の何とも言えない不気味さ。もっとカッコいい印象だったんだけど、それを完全に消してるのは大したモノ。レネ・ルッソももう60歳近いのにキレイだわ。全然イケる(笑)。

そんなにお金かかってる感じではないけど現代社会を強烈に風刺する映画だよね、コレ。誰もがなりうる存在、誰もが踏み込んでしまう凶器、そしてそれを受け入れてしまう社会。人間の根底にある汚さを実に上手く抉り出してると思う(他人の不幸やゴシップが何だかんだ言っても大好き、とか…)。

ナイトクローラー

途中からどうやって終わるのと思ってた(暴走したルーが死ぬのかなー、とか)ら、ラストシーンがイイ意味で裏切られた。実にシニカルだけど、どこか爽快。完全にルーのサクセスストーリーだもんね。クズと言うのは簡単だけど、今の社会ってそーゆー文化が確実に存在する訳で。なかなかハリウッド映画では珍しい終わり方だった。

ナイトクローラー

所謂「ブラック企業」って企業だけが悪いんじゃなくて、やはりそれを受け入れてしまう社会システムそのものに起因するのかも。最後はマジでワ○ミが頭に浮かんでしまったぜ…(笑)。地味だけど、映画好きなら見逃しちゃいけない佳作。

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